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QuickSightを試してみる⑤【データセット作成とグラフ化】

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前回まででQuickSightで見える化するために必要なAthenaの準備まで完了しました。
https://syachiku.net/amazon-quicksight04/

という事で、最後にQuickSight側での見える化を行います。

1. データセットの作成

QuickSightのデータセットの画面の右上にある「新しいデータセット」をクリックします。

Athenaを選択します。

データソース名を入力します。

先ほど作成したAthenaデータベースとテーブルを選択します。

リアルタイムでグラフを表示したいので、データクエリを直接実行を選択します。

SPICEへインポートを選択した場合は、グラフ表示は高速になりますが、最短でも1時間単位での更新という制約が発生します。リアルタイム性が求められないのであればSPICEの方がよいかと思います。

表示するシートの方式を選択します。これは後でも変更できるので気にせず作成します。

2. エラー:グラフが表示されない

で、グラフを表示しようとしますが、以下のメッセージが表示されてグラフが表示できませんでした。

データベースでSQL例外が表示されました。このエラーは、クエリのタイムアウト、リソース制約、クエリ前またはクエリ中の予期しないDDL操作などのデータベースエラーが原因で発生します。データベース設置とクエリを確認して、もう一度試してください。

3.対応:S3バケットへのアクセス権の追加

原因はAthenaのクエリ結果を保存しているS3バケットに対してアクセス権を設定していなかったためです。そのため、設定からアクセス権を追加します。

4. グラフの作成

S3バケットにアクセス権を付与したところ、グラフが表示されました!!

このような流れでQuickSitght上でデータをリアルタイムに見える化することができます。S3にデータをおくだけなので、かなり簡単です。

時間があればもう少しQuickSightの使い方について調査したいと思いますが、いったんはここまでとしたいと思います。

今回は以上となります。

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