VSCodeを使用していると、改行コードのみの空行を削除したい場面があるかと思います。この記事では、正規表現を活用して簡単に空行を削除する方法をご紹介します。
1. 手順
- 検索と置換パネルを開く
- Windows/Linuxの場合:
Ctrl + H
を押します。 - macOSの場合:
Cmd + H
を押します。
- Windows/Linuxの場合:
- 正規表現モードを有効にする
- 検索バーの右側にある
.*
アイコンをクリックして正規表現モードを有効にします。
- 検索バーの右側にある
- 検索条件を入力する
- 検索バーに「\n\n」入力します:
- 置換バーに「\n」を入力します:
\n\n
は、2つ連続した改行コードを意味します。2つ連続した改行コード1つの改行コードに置き換えることを意味します。
- すべて置換する
すべて置換
ボタンをクリックすると、空行が削除されます。
2. 補足: 改行コードの違いについて
OSによって改行コードの扱いが異なるため、正規表現の挙動も異なる場合があります:
- Windows:
\r\n
(キャリッジリターン + 改行) - macOS/Linux:
\n
(改行のみ)
もしコードの中にWindows形式の改行が含まれている場合、検索パターンを以下のように変更してください:
\r\n\r\n
置換内容:
\r\n
3. 実行結果
例えば、以下のようなファイルがあった場合:
line 1
line 2
line 3
置換を実行すると、以下のように空行が削除されます:
line 1
line 2
line 3
4. まとめ
VSCodeの検索と置換機能を活用すれば、正規表現を使った効率的な編集が可能です。今回の方法を参考に、コードやドキュメントの編集作業をよりスムーズに進めてみてください。
今回は以上となります。
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