AmazonLinux2へrootでログオンできるように設定を変更する

EC2インスタンスで構築したAmazonLinux2へはデフォフォルトではrootでログオンできません。

一旦 ec2-userでログインしてから毎回 sudo su – でrootに変更する必要があります。

通常の利用であれば特に問題ないのですが、VSCodeのRemoteでssh接続して開発を行っているときにrootで接続したいです。

例えば、ec2-userで接続していると、/etc/ansibleなどのplaybookまわりはroot権限が必要となるため直接修正することができません。

なので、今回は構築したAmazonLinux2のEC2インスタンスにrootでログオンできるように変更してみます。

1. SSHの設定変更

rootログオンを有効にします。

# vi /etc/ssh/sshd_config

PermitRootLogin yes

2. 公開鍵をrootユーザーにコピー

ec2-userの公開鍵をそのままコピーします。
※念のためrootの鍵はバックアップしてます。

# mv /root/.ssh/authorized_keys /root/.ssh/authorized_keys.bk
# cp -f /home/ec2-user/.ssh/authorized_keys /root/.ssh/authorized_keys

3. SSHサービス再起動

# service sshd reload

4. 接続確認

rootで接続してみます。

rootで直接ログオンできました！！これで開発もはかどりますね。

今回は以上となります。