前回の記事ではWindows DHCPサーバのログをバックアップするスクリプトを紹介しました。
今回はその流れで、Windows DHCPサーバの設定情報を自動的にバックアップするスクリプトについて紹介します。
DHCPサーバのバックアップファイルはバイナリデータとなりますが、今回はDHCPに設定されている情報をテキストファイルとして残したいので、DHCPサーバのDumpコマンドを利用しています。
PowerShellスクリプト
以下がスクリプトになります。単純ですがnetshコマンドでdhcpサーバのdumpファイルを保存しているだけです。
#
# DHCP Dump Backup
#
# Dump保管先フォルダ
$dir_dst = "C:\Windows\System32\dhcp\backup\dump_bk\"
$today = (Get-Date).ToString("yyyyMMdd")
$file_dump = $dir_dst + "$today" + "_dhcp_dump.txt"
$dump_command = "netsh dhcp server dump > $file_dump"
cmd /c $dump_command
タスクスケジューラに登録する
上のスクリプトを1日1回実行するようにタスクマネージャに登録すれば完了です。
こんな感じでDumpされたデータが蓄積されていきます。


PowerShellの学習におすすめの書籍
私も実際に持っていますが、間違いなくこの本はオススメできます。PowerShellの基礎と応用まで幅広くりかいすることができます。

今回は以上となります。
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